不倫で離婚する際の注意点は？
2024.12.20 NEW
不倫が理由で離婚する際には、法的な問題や感情的な問題が絡み合うため、慎重に対処する必要があります。
不倫が原因で離婚する場合、不倫の証拠が重要です。 証拠がなければ、慰謝料の請求や親権を有利に進めることができるため、不倫相手とのメールやLINEの記録、ホテルに到着するところを撮った写真や動画、第三者が目撃した不倫の証言、プロの探偵に依頼して証拠を収集するなど証拠を集めておく必要があります。証拠があれば、離婚の際に不利になる可能性があるため、慎重に秘密を確保しましょう。
不倫が原因で離婚する場合、不倫した配偶者や不倫相手に対して慰謝料を請求することができます。
慰謝料の金額はケースによりますが、不倫の期間や頻度、不倫相手の有無、不倫が家庭に与えた影響などがあり、慰謝料請求は法的な手続きとなるため、証拠をもとに弁護士と相談し、適切な金額を決めることが大切です。
不倫によって離婚する場合、親権をどちらに渡すかが問題となります。 不倫の影響が子どもの生活に及ぼす影響や、配偶者との関係についてや子どもとの関係など、親権を争う場合、裁判になることもあるので弁護士に相談することが大切です。
また、養育費の支払いについても決定する必要があります。養育費は、子どもが成人するまで支払われるのが一般的であり、支払い額の決定には収入や生活状況が考慮されます。
不倫が原因で離婚する場合であっても、財産分与は基本的に行われます。 不倫した配偶者が財産分与を受けることに納得できないことがあるかもしれませんが、不倫は財産分与の割合基本的に、結婚期間中に形成された財産は半分ずつ分けられることが原則です。
このように、不倫が原因で離婚する際は、証拠の収集、慰謝料の請求、親権や養育費の問題、財産分与、離婚後の生活設計など、さまざまな点を慎重に考える必要があります。弁護士などのサポートを受けながら、法的にも感情的にも自らの選択をすることが大切です。
