協議離婚で相手からの同意を得られない場合の次の手は?
2022.12.20 NEW離婚したい気持ちが強くなった場合、最初に行うのが協議離婚です。
お互いが話し合って納得いく形で同意できればそれが理想ですが、残念ながらそうはいかないことも多いです。
どちらか片方が離婚に同意できない状況でしたら、次の段階に進むしかありません。
次に考えられるのが調停離婚です。
調停離婚の場合は家庭裁判所に調停を申し立てることで第三者が関与し、離婚成立を模索していくことができます。
調停離婚の場合は調停委員と1対1で、それぞれが話し合います。
夫と調停委員、妻と調停員といった形です。
離婚条件や親権者、慰謝料、養育費など具体的な話もしっかりと行い、落としどころを探っていきます。
調停委員が入ることにより、どちらか片方の意見を一方的に採用することはなくなり、感情論での解決ではなく冷静な判断が可能になります。
そこでも同意が得られないと裁判離婚などもあるのですが、そういった訴訟問題に発展する前に決定する形が望ましいです。
もし離婚問題でお悩みでしたら、園田すみれ法律事務所までご相談ください。
できるだけ協議離婚で話し合いが成立するよう、尽力いたしますし、もし調停離婚以降をご検討中であれば、そちらの手続きについてもご案内を差し上げます。